10月 23 2019

主人と私の両親と一緒に黒部立山アルペンルートに行ったことがあります。以前からここの「雪の大谷」の景色を見たかったので、ゴールデンウイーク明けの時期に行きました。自分達で行くのはちょっと大変そうでしたので、黒部立山アルペンルートで雪の大谷を楽しもう、というようなタイトルのツアーに参加して行きました。東京駅から大型バスに乗って、経路の半分くらいの場所にある旅館に宿泊してから翌日に黒部立山アルペンルートに着いて楽しみました。

旅館に一泊した後に、まず立ち寄ったのは「大王わさび農場」でした。わさびがたくさん植えられていて、そんな光景を見たことが無かったので、わさびがどういう風に作られているのか分かって良かったです。また園内には小川が流れている場所もあったり、のんびりした雰囲気が漂っていて、中を歩いて回るのが気持ち良かったです。

ここでランチを食べたのですが、わさびがあまり得意でない私は名物のわさび丼を食べず、普通の定食を食べました。以前エントランスの日帰り旅行で行った静岡のわさび工場のわさび漬けのお土産を主人も喜んで食べていたことを思い出しました。両親もわさび丼を食べて満足していたようで良かったです。大王さわび農場を後にした後に黒部立山アルペンルートに向かいしました。途中、黒部ダムの壮大な景色を見ることが出来ました。そして最後に見た雪の大谷は思っていた以上にダイナミックで感動しました。

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黒部立山アルペンルートの入口までは大型バスで行ったのですが、その後はロープウェイなどいくつかの乗り物を乗り継いでやっと雪の大谷に辿り着きました。そのロープウェイに乗って見える景色は本当に綺麗で感動しました。またその乗り物を乗り換える場所には売店や色々な食べ物が売ってある露店がありましたので、甘いお菓子を買ったり、小腹が満たされるもの(おにぎりや焼き鳥など)を食べることが出来て良かったです。

そこから少し外に出て綺麗な景色を見ながら食べることが出来て、本当に気持ちが良かったです。まあちょっと外は寒かったですが、手袋とマフラーをカバンに入れておいたので助かりました。そして最後に辿り着いた雪の大谷は思っていた以上に高さと長さがあって、その道を歩いたり、雪の壁の外側を歩いて楽しむことが出来ました。

道路の両側に出来た大きな雪の壁の間は簡単に歩くことが出来ましたが、雪の壁の外側には雪が積もっている地面でしたので、そこを歩くのは大変でしたがそれはそれで楽しむことが出来ました。雪が少ない地域出身の私達にとって、ふわふわした雪が積もっている地面を歩くのは楽しかったです。

ゴールデンウイーク明けの時期に行ったので、黒部立山アルペンルートの周辺は多くの観光客でにぎわっていました。大型バスで移動している最中にはあまり気にならなかったのですが、バスを降りてケーブルカーやロープウェイや電気バスなどを乗り継いで行く際に、とても混雑していたのでその列に並ぶ時間が長くて大変でした。特に私達は4人で旅行しましたので、4席を確保するのが大変でさらに待ち時間が長くなってしまいました。

またツアーに参加して行ったので、頂上の雪の大谷を出て下山する時間が限られていましたので、ちょっと焦りました。本当はもっとロープウェイなどの乗り継ぎ場でゆっくりしたかったのですが、あまりゆっくりすることは出来なかったのが残念でした。でも最後に辿った雪の大谷は本当にダイナミックで綺麗で感動しましたので、苦労してでも行って良かったと思いました。主人と私の両親もお互いに協力し合いながら色んな乗り物(ロープウエイなど)に乗ることも出来て、そして最後に壮大な雪の大谷を見ることが出来て達成感を味わうことが出来て良かったです。

10月 11 2019

私、私の母、私の母の姉(私の叔母)2人とそれぞれの娘たち(私の従姉妹たち)とその娘(私の従姉妹の娘たち)で、関西、和歌山の白浜温泉へ行きました。一部タクシーも利用しましたが、電車(JR)とバスで移動しました。私の従姉妹の1人が和歌山のホテルで働いているので、昔から毎年のようにみんなで旅行をするのが私たちの恒例行事になっており、10月中旬に今回は行きました。

ツアーではなく私たちだけの旅行なので、いつものんびりと気ままに観光しています。三段壁、白良浜、千畳敷、白浜アドベンチャーワールド、とれとれ市場などによく行きます。ホテルに温泉があるのでゆったり楽しみます。夕食はホテルの食事です。大体はお部屋でいただきますが、たまにバイキングのこともあります。部屋食の時はだいたい和食で海の幸が豊富です。クエや伊勢海老なども楽しめます。

バイキングの時は和洋中の幅広いメニューから選び放題です。朝食はホテルで食べる時はだいたい和食です。伊勢海老の出汁で作ったお味噌汁などもありますし、ホテルのパン屋さんで焼きたてのパンを買ってきて部屋でゆったり食べることもあります。最近はコンビニのコーヒーも十分に美味しく、部屋でみんな揃ってわいわい話しながら朝食を食べるのも楽しいです。

露天風呂付きの離れにも泊まることがあるのですが、そこは一軒丸ごと貸し切りでとても贅沢に楽しむことができました。お値段は当然ながら高くなりますが、やはり満足度が違います。よく冷やしたビールや日本酒を露天風呂に浸かりながらワイワイと女子同士で盛り上がります。友人との旅行も楽しいのですが、やはり血が繋がっている安心感は大きく、何をするにしても揉めたりすることもなく、ただただいつも楽しい旅行となります。

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離れでなくホテルの時もベランダに露天風呂が付いている時もあります。この時もやはりビールや日本酒を持ち込んでゆったりと楽しみました。女性だけなので気兼ねなく楽しめて最高です。露天風呂からの景色もとても綺麗で、夜だけでなく朝も昼も夕方もお風呂に浸かりました。また、お部屋についている露天風呂だけではなく、ホテル自体にたくさんの温泉があるのでゆったり湯めぐりができます。

数年前、みんなで湯巡りをしようと浴衣に着替えて出発したのですが、私の母が浮かれていて下着を着けずに行ってしまって、途中で一般の道を通る箇所があって「恥ずかしいー!」と一人で大騒ぎしていました。少しお酒が入っていたのもよくないのですが、私が母のおっちょこちょいに気を配り、もう少し気遣うべきでした。

数年前、ホテルに着く前にお酒やお菓子を買っていこう!と近くのスーパーに寄りました。その時は車だったので、駐車場で空いているところを探していたのですが満車状態でなかなか見つからず……。やっと一箇所空いているところを見つけたと思ったら横から割り込んできたおばさんに先に止められてしまって、不愉快でした。ただすぐに角が空いたので楽に停めることができたので、結果ラッキーでした。

その翌年は電車で行くことになったのですが、待ち合わせ場所に母の姉(私の叔母)がなかなか現れず、携帯にかけても出ず、何かあったのかとみんなで心配していましたが、なんと勘違いして違う場所で一人で待っていたことがありました。電車にはなんとか間に合いましたが、事前に再確認しないといけないな、と反省しました。

他には電車のチケットを取り出そうと私が財布を見たらチケットが入っていなくて、「家に忘れた?!」「今から取りに帰ったら間に合わない?!」とパニックになりましたが、私の従姉妹が全員分のチケットを預かっているのをその時に思い出しました。みんなに散々笑われましたが、これも事前に連絡を取り合っておけば良かったと思いました。

10月 10 2019

母と姉と私の3人で北海道へ旅行に行きました。最寄駅から出ている羽田空港行きのバスで空港に向かい、飛行機を使って移動しました。北海道では小樽運河やすすきの、函館、旭山動物園を観光し、姉の大学生活最後の春休みを利用したので季節は春に行きました。4月に行きましたが、北海道と言っても想像以上に暑く現地に到着すると汗ばんでうちわを売店で即購入したほどでした。姉の就職が決まったお祝いということで旅行を企画し、北海道の海の幸を食べつくすことを主な目的としました。仕事が始まるとなかなか休みも取りづらく、こうやってスケジュールを合わせて家族で旅行へ行くのも難しくなることと、父が海外に出張となったので今回は女子旅となりました。

小樽では小樽オルゴール堂本館に赴きました。オルゴール堂は外観が非常にお洒落で、まるで外国にいるかのような雰囲気の中で美しいオルゴールの世界に浸ることが出来ました。建物の時計にもオルゴールの仕掛けがあるので、一定時刻になると本館前の広場に時計のオルゴールの音色を聴かんと大勢の観光客が集まって耳を澄ませていました。本館内にはお土産に丁度良いお値段のオルゴールから超高級な作品まで多種多様な商品が揃っており、どれも精巧なデザインばかりで目を奪われました。

すすきの市では夕食を取り、あえてパッと見で見つけた海鮮焼きのお店に入りました。海老やホタテ、タコ、イカ等の新鮮な海の幸だけでなく鹿肉といったジビエ肉まで焼いて食べられるバラエティに富んだお店で美味しかったです。店内ながらも野外でBBQをしているような感覚で食事が出来たことも気分が上がり楽しかったです。

函館に行った際、昼食をどこで食べるか迷った末にあえて北海道内にしか展開していない回転寿司チェーンに入りました。比較的安価に食べられる回転寿司で、かつ北海道で人気のお店なら美味しいだろうとの思いで入ったのですが想像を遥かに超える絶品のお寿司を食べられて本当に驚きました。都内で同じ味のクオリティのお寿司を食べるとしたら絶対に回転しない寿司屋だと思います。それ程までに美味しいお寿司を回転寿司屋で気軽に食べられるなんて羨ましいと、北海道の海の幸の魅力を存分に楽しんだ良い思い出です。

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また小樽運河の小さな露店でザンギを食べたのですが、その際に私が店員のおじさんに何故か気に入られてしまい、釣られて常連客である北海道民のおじさん達からビールを3人分驕ってもらうという予期せぬプレゼントがありました。何より気さくに話しかけてくれた北海道民の皆さんの温かさが心に染みて、見知らぬおじさん方と共に乾杯してザンギを食べたことは思わぬエピソードとなり、北海道民と交流できた楽しい思い出として鮮明に覚えています。

小樽運河での昼食は事前に観光ブックに掲載されている有名店で済ませる予定だったのですが、猛暑の中小樽周辺で迷ってしまい、2時間ほど歩き続けました。そしてやっとの思いで目的のお店を発見したのですが、なんと定休日との張り紙が。その場でネット検索しましたが定休日は無く、たまたまその日だけ店側の事情でお休みだったのです。

それまで2時間ほど歩き続け、汗だくでやっと到着したというのにまさかの定休日という現実を突きつけられ、小樽に着いた段階でネット検索して営業しているか確認するべきだったと大いに後悔しました。その後また1時間ほど歩いて無名の小さな喫茶店でなんとか昼食を取ることが出来ましたが、都内でも食べられるような味のパスタだったので全く北海道らしさが感じられず、なぜ北海道に来てまでこんなありふれた料理を食べているのかと虚しくなりました。事前にお店の営業情報を調べておくことが重要だと実感した苦い失敗経験です。

10月 07 2019

少し前に家族で沖縄旅行に行きました。夫と娘と県外から息子とは沖縄で待ち合わせました。移動手段は飛行機と沖縄はレンタカーでした。沖縄の北部に宿をとりました。目的は入院していた娘が退院して沖縄で旅をしてリフレッシュするためです。そのために、3泊4日の間は、とにかくゆっくり家族で過ごすことでした。昼と夜の食事をどこでとるのかというのは少し悩みました。しかし、スマホで調べながら行くと安くておいしいところに当たることもありました。

初めて泊まったホテルが値段の割にとても過ごしやすく、一階のレストラン側から外に出ると、エメラルドグリーンの海で感動しました。一階から外に出ただけで、写真に収めたくなるような海が広がっており、本当にきれいな景色でした。ホテルの一階で沖縄独特の踊りも行われる時間もありました。朝食を3回いただきましたが、和食と洋食を交互に食べたので飽きず毎日楽しめました。

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美ら海水族館は2度目でしたが、外にあるイルカのショーはおススメです。親子のイルカがいたり、多くのイルカが演技するのが本当に見ていて微笑ましくなりました。あとは、城跡をめぐりました。その中で、料金はかかりましたが無料ガイドの方がいらして、その方から城跡の色々なことを教えていただきながら見て回ったので歴史なども含めてとてもよくわかりました。

最後の夜にスマホで調べた高級焼き肉店に行きました。時間前なのに中国の観光客がたくさん並んでいました。どこが始まりなのかわからず、日本語で聞いても通じず、FIRSTとLASTを指さしで伝えると通じました。お酒もついついたくさん飲んだので4人で3万円は使ったと思います。値段は少し高かったのですが、肉は柔らかくとてもおいしかったです。

イルカショーを見ている時に韓国人の男の子が急に暴れて息子の足を踏んだのに、それを全く注意しない親がいて腹が立ちました。国は関係ないと思いますが、子供に甘過ぎるのはあまり好ましくないように感じました。また、今回食事に行ってもどこに行っても中国の観光客が多くて驚きました。もう少し中国語を話せるといいなと思い、一時期は某国営放送の中国語会話のテキストを買い求めて、スマホにアプリを取り込み、娘の入院中毎日勉強しましたがなかなか難しく、結局ギブアップしてしまいました。

息子は仕事柄英語を毎日使用するので、常に勉強しています。そういう自分からやる気を持たないとなかなか上達しないものです。例えば旅行先に中国を選択したり、中国人の友達を作るなどうまくなるきっかけがあると、もう少しやる気が出ると思うのですが、毎日の暮らしに追われて、など言い訳をして結局続きません。

最後の日に息子は昼には先に帰る予定でしたので、その後をどうすればよいのか困りました。息子は沖縄に住んでおり、もともと動く方なのでアイデアもわき、様々な行動を促すように働きかけてくれるのですが、夫は全くそういうところがなく、帰りに3人になると私が飛行機のチケットのことから、飛行機の時間に間に合うようにどこで何を食べればいいか、どう時間を潰せばいいのか段取らなくてはならず、疲れました。

いつも仲間内でツーリングとか行くときも、リーダー格の方が行くところから手配からどういう段取りで行くのか、その時にとった動画をCDに焼いて渡すという至れり尽くせりのツーリング旅に慣れていて、自分でどう動けばいいのかということは一切考えないのでそれが一番大変でした。次も今月末行くので、大体の行き先や昼夜の食事について少し情報収集しておこうと沖縄本を安い本屋で買いました。また、JAFなどに載っている沖縄情報も集めたり、使えるクーポンなど集めています。

10月 03 2019

母親が以前から応援している歌手が日本国内でコンサートをすることが分かり、金銭的にも余裕があったため、旅行も兼ねた遠出のコンサートツアーに行きたいという話題が上がりました。ただ車を所有しておらず、運転することもできないため、新幹線で移動することにしました。コンサートの日取りや、自分たちの予定を考慮し、9月の上旬に1泊2日で富山の黒部宇奈月温泉へ行くことにしたのです。メンバーは母と母の友人と娘の私と兄の4人で行きました。

当初は黒部ダムと黒部峡谷トロッコ電車を観光する予定でした。しかしコンサートの日程の都合と交通の便を考えて、どちらかにしか行けず、黒部ダムを選択することにしました。コンサートは2日目にあるため、黒部ダムを1日で観光することとなります。早朝から行けば横断可能だと判断が付いたので、長野県から富山県の立山を横断するルートに決定しました。ツアーに申し込むと割高になってしまうため、自分で黒部アルペンルートを横断する乗り物の時刻表を調べて、スケジュールを組むことにしました。

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長野県から入ると扇沢駅から関電トンネルトロリーバスで突入することになります。入ってすぐに黒部ダムがあり、名物の黒部ダムカレーを食べました。ご飯を防波堤に見立てて盛ってあり、ご飯の向こう側にカレールーがあるのが、ダムを表現していて、とてもおいしかったです。立山を横断した後は立山駅周辺の宿に泊まり、和食を中心とした会席料理と温泉を堪能しました。翌日、宇奈月温泉駅まで送迎してもらった後は、コンサートを観戦して新幹線で帰宅しました。

黒部ダムといえば、ダムの観光放水が有名です。しかし観光放水は天候によって中止となる場合もあります。旅行へ出掛けた日は天候が不安定だったため、観光放水は中止となってしまいました。さらに雨も降り空も曇っていたのですが、黒部ダムに到着したら雨も止んで晴れました。お蔭で観光放水は見られなかったものの、ダムをバックに青空で写真撮影ができました。また以前から黒部アルペンルートを横断したいと考えていたため、その夢が叶ってとても嬉しかったです。

横断中は意外にもトイレには困りませんでした。立山駅周辺の旅館の料理も大変おいしく、宿の部屋もきれいでした。温泉は健康ランドと称されており、様々な温泉の種類があって、露天風呂も満喫することができました。さらに2日目の黒部宇奈月温泉駅で開催されたコンサートも、それなりに見ごたえがありました。母親が好きな方なのですが、目の前で迫力のあるコンサートを見られて大変有意義な時間を過ごすことができました。また帰りの新幹線の時間も余裕に取っていたので、お土産を買う時間もたくさんあって良かったと思っています。

黒部ダムを横断することにあたって、乗り物の時刻表が始発から終電まで時間がとてもタイトなことには困りました。様々なホームページを閲覧してみても、黒部ダムを横断する場合は途中で宿を取った場合がよく、1日で横断することは難しいと書かれていたのです。しかしギリギリで旅行が決まったため、ダムの途中にある宿はほとんど満席となっており、空いていても高額で途中で宿を取ることは断念せざるを得なかったのです。

そのため、効率的な移動をする必要がありました。アルペンルートの全てのコースを調べて、時刻表から移動コースを計算しました。また忘れないために旅のしおりを作ることにもなりました。さらに兄とは長野駅で合流する予定だったので、待ち合わせにも苦労しました。しかし苦労した甲斐あって、黒部ダムは無事に横断することができました。天候も不安定でしたが、景色が変わっていく様子はとてもきれいで胸を打つ良い思い出となりました。観光放水が見られるように再度チャレンジしたいと思います。